
「10G回線にしたのに思ったより速くない…」「Cat6Aにしているのに速度が伸びない…」
この手のご相談で、意外と見落とされているのが LANケーブルの“太さ”です。
今回は、「なぜ太さで速度が変わるのか?」を分かりやすく解説します。
Cat6Aなら安心…ではない理由
LANケーブルといえば、
・Cat5e・Cat6・Cat6A
このあたりを基準に選ぶ方がほとんどだと思います。
もちろん間違いではないのですが、実際の通信品質を左右するのはそれだけではありません。
同じCat6Aでも、中身の作りで性能が変わるというのが現場のリアルです。
見落とされがちな「太さ(AWG)」の違い
LANケーブルの中には銅線が入っていますが、この銅線の太さは「AWG」という規格で決まっています。
ざっくり言うと、
・数字が小さい → 太い → 安定しやすい・数字が大きい → 細い → 減衰しやすい
という関係です。

なぜ太さで差が出るのか?
理由は単純で、電気信号は細いほどロスが大きくなるからです。
さらに現場では、
- ノイズの影響を受けやすい
- 長距離になるほど不安定になる
- 10G通信だと顕著に差が出る
こういった傾向があります。
特に最近のように高速回線が当たり前になってくると、「なんとなく使える」ではなく
“しっかり性能が出るかどうか”が重要になってきます。
ここで一度チェックしてみてください
もし今の環境で、
- 10G回線なのに速くない
- 有線でも速度が安定しない
- 時間帯によって大きくブレる
こういった症状がある場合、配線が原因になっている可能性があります。
実際の現場でも、「回線やルーターではなく配線だった」というケースは珍しくありません。
じゃあどう選べばいいのか?
10G環境なら
- Cat6A以上
- AWG23前後(しっかりした太さ)
配線距離が長い場合
- スリムケーブルは避ける
- 施工用ケーブル(単線)
を選ぶ
市販品を選ぶ場合
- “細さ重視”の商品は注意
- 安さだけで選ばない

よくある失敗パターン
- とりあえずCat6Aを買う
- 細くて扱いやすいものを選ぶ
- 結果、性能が出ない
規格は合っているのに結果が出ない典型パターンです。
「原因がわからない」という方へ
「じゃあ自分の環境はどうなんだろう?」
と思った方も多いと思います。
正直なところ通信トラブルは、
1つだけが原因というケースはほとんどありません。
- ケーブル
- ルーター
- 配線距離
- 施工方法
これらが重なっていることがほとんどです。
無駄な買い替えをする前に
よくあるのが、
- ルーターを買い替えた
- 回線を変更した
それでも改善しないというケースです。
原因が配線だった場合、ここは何を変えても改善しません。
逆に言えば、原因さえ特定できればシンプルに改善できることも多いです。
三重県でLAN配線の見直しをご検討の方へ
ソーアイテックでは、
- LAN配線の見直し
- 10G環境の最適化
- 既存配線のチェック
といったご相談にも対応しています。
「工事が必要か分からない」段階でも問題ありません。
まずは現状を整理するだけでも、無駄な出費を防げるケースが多いです。
まとめ
今回のポイントをまとめると、
- LANケーブルはカテゴリだけでは不十分
- “太さ(AWG)”で通信品質は変わる
- 細いケーブルは高速通信に不利
- 10G環境ほど差が出やすい
という点です。
最後に
通信環境は、
“遅い原因が分からない状態”が一番もったいないです。
しっかり原因を見極めれば、意外とシンプルに改善できるケースも多いので、
「なんとなく遅いな…」と感じている方は一度見直してみるのをおすすめします。
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